ブラインドとは

【構造】

構造は金属やプラスチックの細長い帯状の板を糸で繋いであり、棒や紐で帯の角度を調節できる。不必要な場合は巻き上げることができるものも多い。この板はスラットと呼ばれ、一般的なものでは横方向であるが、縦型のものもある。横型の場合、強度を得るため翼のように反りがついている。前述のように窓の内側への設置が一般的であるが、一部の客車や住宅用の中には、二重窓の間に設置したものや、複層ガラス(ペアガラス)の間に組み込んでサッシと一体化したブラインドサッシもある。

【機能】

ブラインドは本来、外界の光の採り入れを上手に調整するために作られた。窓を単に布で蔽うだけでは細かな調光が難しい。細かなベインの回転や素材の選び方で光をコントロールすることができるのがベネシャンブラインドの特徴である。現在では、アルミ製、木製、布製と様々な素材の製品があり、また縦型、横型と窓にあわせた選び方が可能である。ヨーロッパ諸国ではブラインド文化が根付いているが、日本では1980年代にちょっとした流行にはなったが、現在ではカーテン文化が圧倒的に強い。しかしながら、優れた断熱性、遮熱効果や多種多様な機能はカーテンでは生み出せない部分である。 埃がたまりやすく除去に手間がかかるのが欠点である。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

カーテンとは

カーテンは窓の内側にカーテンレールに吊り下げる形で取り付けて用いる。厚手の生地のカーテンをドレープカーテンといい、ドレープカーテンの中に取り付ける半透明のカーテンをレースカーテンという。レースカーテンよりも厚手でドレープカーテンよりも薄手のカーテンをケースメントと呼ぶ。カーテンを用いる必要がないときは端に取り付けられたタッセル(カーテンを束ねるための紐または帯状の布)にまとめておかれる。

機能としては、就寝時に外部の光によって眠りが妨げられるのを防ぎ、また中の光が外に漏れるのを防ぐ(遮光)。さらに外から中を覗かれるのを防ぐ遮蔽の効果もある。そのほかにも、室内外の音を和らげたり(吸音)、室内の保温などの効果もある。カーテンは防炎性能をもつものが望ましい。

なお、遮光の機能を持つものとしては、カーテンのほかに、ロールスクリーンやブラインドなどもあるが、それぞれ機能の特徴が異なる。 日本の店の入り口につり下げられる暖簾(のれん)もよく似た構造であるが、大抵は下まで届かない程度の長さである。

カーテンには室内装飾としての機能もある。窓の大きさにより、様々な形や色、素材があり、種類が豊富なためデパートではカーテン地だけで1つの売り場を作れるほどである。また、カーテンの販売に特化した店もある。

省エネを目的とした冷蔵庫カーテンという商品も存在する。

【文化】

カーテンコールという言葉があるように、演劇やパフォーマンスで使われる幕も英語ではcurtainと呼ぶ。アガサ・クリスティが、エルキュール・ポアロの最後を描いた作品のタイトルも、『カーテン』という。

ユダヤ教とキリスト教ではカーテンは特別な意味を持ち、エルサレム神殿で聖所と契約の箱が安置されている至聖所を分ける役目を果たしているカーテンを「垂れ幕」と呼んだ。新約聖書の中にイエスが死んだ時に人と神のつながりを象徴するものとして「神殿の垂れ幕が2つに裂けた」(ルカ 23:45)という記述がある。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用